「GDTの法則」について
あなたはご存知でしょうか?
別名「3×3ヘッドラインルール」とも呼ばれ
簡単に言うと
「人間のもともと持っている9つの欲求」を
セールスレターの見出しやキャッチコピー、
メールの件名に利用すると読み手の反応が大きくなる法則です。
世界的に有名なセールスコピーライターの
マイケル・フォーティン氏が考えたものです。
マイケル・フォーティン氏は他にもQUESTの法則を
生み出した方です。
なぜGDTの法則を学ぶ必要があるのでしょうか?
それは
『人は感情で決定しその後理性で行動を正当化する』
生き物だからです。
そのため、商品・サービス購入であったり
人になにか行動してもらうときには
『感情を揺さぶる』ことがとても大事です。
この記事はGDTの法則について解説しました。
この記事を読んで人の欲求について
知り使えるようにしていきましょう。
Contents
GDTの法則とは?
下の表を御覧ください
Goal(目標) | Time(時間をかけたくない、早く) | Effort(努力をしたくない) | Money(お金をかけたくない) |
Desire(欲望) | Greed(富や名誉が欲しい) | Lust(愛・美・性が欲しい) | Comfort(快適さが欲しい・不快を避けたい) |
Teaser(本性) | Scarcity(希少性が気になる) | Curiosity(好奇心で気になる) | Controversy(反社会性に気になる) |
G→D→T の順で強くなります
Goal:目標
目標の段階は一番弱い欲求になります。
Time:時間をかけたくない
人はなるべく早く目標を達成したいものです。
ex:
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わずか2週間でスリムなカラダを手にいれることができます。
Effort:努力をしたくない
人はできるだけ楽に、簡単に目標を達成したいと思ってます。
ex:
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Money:お金を使いたくない
人はなるべくお金を失いたくないものです。
ex:
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Desire:欲望
欲望は「目標」より強い欲求になります。
Greed:富や名誉が欲しい
人は他人よりも優れていると思いたい生き物です。
ex:
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Lust:愛がほしい、性欲を満たしたい
男性の方は
「モテたい、性欲を満たしたい」
女性の方は
「美しくいたい」
「愛されたい」
欲望をもってます。
ex:
「女性の心をつかみモテモテになる方法」
「20歳と勘違いされたモチモチ肌の秘密」
Confort:快適でありたい、苦痛や悩みを解消したい
人は少なかれ悩みを持っています。
また悩みから解放されて快適でいたい
と思ってます。
ex:
「毎日朝起きて満員電車に乗る毎日にウンザリしてませんか?」
「例え今職を失っても生きていける秘訣」
一番強い欲求のことです。
注意点があります。
それは
・
・
・
・
あまりやりすぎないこと!!
やりすぎると「胡散臭いな」と
思われるからです。
Scarcity:希少性
人は期間限定、数量限定など
「限定」にとても弱いです。
ex:
「あと3日でこれが購入できるラストチャンスです」
「この価格で手に入れれるのはあと10名です」
Curiosity:好奇心
人は意外性、興味や好奇心をそそられるものが
あればとても気になります
ex:
「20代の女性の93%がやっているメイク方法とは」
「4つ星レストランの店長も唸る簡単レシピ」
Controversy:反社会性
人は常識では考えられないことや
思わずドキッとしてしまう過激なこと
にとても気になります。
ex:
「奥さんに絶対にバレない女性とのやり取り方法」
「ここから先はショックを受けるので見ないでください」
最後に
重要なことなので、もう一度伝えます。
『人は感情で決定しその後理性で行動を正当化する』
そのためまず感情を揺さぶる必要があるのです。
人間の根本的な欲求9個を多く自然に含ませることで
相手は
「面白そう、気になる」
「これ自分のことじゃないのか?」
と興味をもち心を動かすことができます。
反応のいいセールスコピーは必ずといって
いいほどGDTの要素を多く含んでいます。
まずはあなたが気になった広告やセールスレターの
キャッチコピーなどを読んで
”どこがGDTの法則に基づいてできているのか?”
をチェックしてみてはいかがでしょうか?