この記事をご覧になっているあなたには以下でお悩みではないでしょうか?
「新しいことをやろうと意気込むが、3日も立たずにやめてしまった。。。」
禁煙、読書、ダイエット、資格勉強など...。
一度はやろうと思って、全然できなかったなんてこと誰にでもありますよね。
私達人間にとって、続けられない=継続できないことは、悩みの一つかと思います。
しかし、多くの人がカンチガイをしてます。
それは
「継続できないのは、自分の意思が弱いからだ」
「継続できないのは、特別な才能が必要だ」
です。継続できないのは実は、あなたに原因はなく、〇〇に原因があったのです。
今回この記事を読めば
- これから何かを始めるときに無理なく続けられて習慣化することができる
- 気づいたらできているようになるので、しんどくない
を学ぶことができます。
Contents
継続できないのはあなたのせいではない
継続できないのはあなたのせいではありません。
もしそうであれば、世の中の人間のほとんどは、「継続できない」「習慣にできない」
ことに対して悩まないはずですよね。。
悩んでいるのは、自分だけではありません。
まずは、間違った認識をしていることに気づきましょう。
では一体何が原因なのか?
それは、脳です。
脳の3つの特徴
脳には様々な特徴がありますが、今回「継続する」「習慣つける」ために
知っておいてほしい特徴を3つ説明します。
苦しいこと嫌い、楽しいこと好き
例えば、勉強を思い浮かべてください。
勉強することは楽しかったですか?
おそらく、多くの人が「つらい、しんどい」と言うのでは
ないでしょうか?
逆にゲームはどうでしょうか?
「楽しい、面白い」と思う方が多いのではないでしょうか?
わずか30分の勉強でも気の遠くなるほど時間経つのが遅く感じたり
するのが、ゲームだとあっという間。「まだまだしたい」と思います。
そのため、ゲームを続けることは難しくないのですが、勉強を続けるのは
難しい。
これは、<脳が楽しいことが好きで、しんどいことが嫌い>の特徴を表しています。
現状維持を望む(新しいことを拒む)
「やらないといけない、このままではいけない」と強く願っていても、人間は
現状維持を望む傾向があります。
これを<ホメオスタシス>といいます。
このホメオスタシスがあるので、人間の体は成り立っているわけですが、
新しいことを拒む傾向があります。
物事が継続できないのは、<ホメオスタシス>が原因なのです。
感情・本能>理性
「ダイエットだから甘い物を食べない」と心で決めていても、
街中でおいしいパフェの写真を見たらどうしますか?
9割の人は、パフェを買い満足気に食べるでしょう。
これは何が起こっているかというと、
「パフェおいしそうだな、食べたい」という感情・本能>ダイエットだから食べちゃいけないという理性
になっているからです。
無理なく継続するにはどうしたらいいのか?
先に述べた
- 苦しいことが嫌い
- 新しいことを拒む
- 感情・本能が強い
の3つを理解した上でやっていくことが大事です。
以下5つをあげていきます。
必要性があるのか?
簡単に言うと、する理由が明確であるかどうかです。
ここが明確でないと「感情・本能」の部分に負けてしまい、続かなくなります。
たとえば、
ダイエットの場合、
「痩せて憧れの女性にアプローチをする」
「このまま太り続けると不健康になって病気になるのが嫌だ」
人によっては、理由は様々になりますが、大事なのは
「理由が具体的であり、必要だと感じること」
ここがブレブレだと、続けれません。
スモールステップ
これも人の特徴ですが、やることを大きく見積もってしまう傾向があります。
「一日腹筋100回」「1週間で本1冊読むぞ」
脳の特徴である「新しいことを拒む」+「苦しいことが嫌い」が働き、
できないのが関の山です。
そうなると、「自分はどうせできないんだ。。。」と思い、悪循環になります。
そうならないように、【絶対にできること】までハードル下げてやってみる
ことが大事です。
例えば、腹筋なら「まず1回」 読書なら「まず1行」 ダイエットなら「外にでる」
これならできますよね?
脳に苦しいという認識を与えない+自分にでもできるという実感をもたせること
が大きなポイントです。
いきなり結果を求めるな!
先程のスモールステップでもそうですが、大きく結果を求めてしまう傾向が
人間にはあります。その通りにならないと「どうせ、自分なんて。。。」
というネガティブシンキングが起きてしまいます。
小さなことでもいいので、やれば成果は必ずついてきます。
いけないのはやらないことです。
if Thenルール
if Thenルールとは、「〇〇したら△△する」という行動ルールを指します。
たとえば、
「歯を磨く前に本1ページを読もう」
「お風呂に上がったら腕立てを5回やろう」
などです。
これは、脳の習性である「新しいことを拒む」を取り除くための方法です。
if Thenルールのように事前にルールを決めておくことと、〇〇の部分はすでにしている
習慣を入れることで無理なく行動することができるようになります。
続けることを意識
習慣=継続=続けるといっても過言ではありません。
ときには、自分の決めていた量よりできない日がでてくると思います。
そのときに意識してほしいのは、出来・不出来を気にせず毎日続けていることを
褒めましょう。
継続出来ない理由である「新しいことを拒む」これを解決することが先決です。
その日に腹筋が1回しかできなかったとしても、やったことを褒めることで
自己満足感が生まれます。
まとめ
継続できない悩みは誰しも抱えています。
皆が継続できるのであれば、おそらく「ダイエット食品」「ライザップなどのジム」
などのサービス・商品は生まれなかったでしょう。
ですので、悩みを持っていることを恥ずかしがらないでください。
ここまで読んでくれたあなたは、「継続できない」理由と対処方法を知りました。
あとは実践するのみです。
今からできる「小さなこと」をまずは実践してみましょう。