反応がいい広告を作りたいあなたへ。これであなたも思い通りに相手を操る広告を作れます。

この記事を読むあなたはおそらくアフィリエイトであれ、自社販売であれ
PPC広告をやっている方だと思います。

PPC広告というとYahooプロモーション広告のスポンサードサーチを
イメージされているのではないでしょうか?

おっしゃる通り世間一般ではYahooプロモーション広告のスポンサードサーチ
をPPCと呼ぶ風潮が多く、ディスプレイ広告はYDN、Googleでのスポンサードサーチは
Google広告、Facebookを使った広告はFacebook広告と呼ばれています。

「広告ってたくさんあってそれぞれやり方違うのでしょう?」
とあなたは思っているかもしれません。

しかしよく考えてください。
PPC=Pay Per Click(クリックする毎にお金がかかる)と意味です。

スポンサードサーチであれYDN、Facebook広告、Google広告もお客様があなたの
広告をクリックして記事を見ていいなと思い商品を購入する(サービスを申し込む)

意味では同じではありませんか?

世の中が難しくさせているのがあなたが広告に苦手意識を持つ原因です。

この記事では広告の考え方から広告文を作る上で必要なことを
まとめてみました。

Contents

広告に対する誤解

広告というとあなただけでなく95%の方は勘違いしてます。

どういうことか?

以下に挙げるものです。一つでも当てはまっている方要注意です。

  • 売り込んでいる(送料無料、〇〇%割引△△日まで)
  • 誇張している(〇〇kg痩せました、ニキビ治りました)
  • かっこいい文言をつけないといけない(企業のキャッチコピー)

 

広告のシンプルな考え方

あなたも含め95%の人が勘違いしてます。

もっとシンプルに考えましょう。
広告を見るのは誰なのか?

そうです、私やあなた含め人間です。
サルやゴリラが広告見ないですよね?

私達人間が広告を見て「気になるな」「自分と関係あるかも」と
思った時に広告はクリックされます。

つまり「気になるな」「自分に関係ある」と思わせることが
大事で

「売り込みか、うざいな」
「嘘くさいな」
「自分には関係ないな」
と思われたらジ・エンドなのです。

広告文を考える上で必要なこと

以下の2つです。

  1. 相手に突き刺さる言葉を使う。
  2. 人間心理に基づいた伝え方

相手に突き刺さる言葉を使う。

相手に突き刺さる言葉とどういうものでしょうか?

大きく分けて2つあります。

1.自分に関係あると思う言葉
2.人間の根源的な欲求を含んだ言葉

1.自分に関係があると思う言葉

人は自分の事でないと興味を持たない生き物です。

言葉を目にした時に
「自分のことだ」と思う言葉をつかいます。

「とは言ってもそんなの思いつかないよ」
と思うでしょう。

難しく考える必要はありません。

”相手の心の声(気持ち)をそのままカギ括弧形式で代弁する”

ことです。

相手の本音を言語化することで
「自分に関係ある」と自然に思い、続きが気になります。

2.人間の根源的な欲求を含んだ言葉

人間には大きく分けて9個の欲求があります。

その9個の欲求を含む言葉を使えば相手は
”ビクッ”と反応します。

どれだけ多く広告の
中に含むことができるかがポイントです。

下記にまとめてあります。

時間をかけたくない 努力をしたくない お金を使いたくない
富・名誉が欲しい 愛・性欲を満たしたい 快適になりたい・不快を避けたい
希少性(時間・量・人数の限定) 好奇心(知りたい気持ちを刺激) 反社会性(常識外・タブー)

人間心理に基づいた伝え方

相手に突き刺さる言葉を見つけたらあとは伝え方です。
ここでは簡単に使える伝え方をあげていきます。

1.疑問形・質問形式にする

人の脳は質問や問いかけられると無意識に聞かれたことに対して考える生き物です。

そのため広告文で問いかけ答えをクリックした後に示すのが効果的です。

ex;〜とは?、〜ではありませんか?、なぜ〜なのか?...etc

似た形式としてクイズ形式にしてみるのも面白いですね。

2.完結しない=続きを知りたいようにする

人は”途中までわからない(隠される)と続きが気になって仕方ない”
生き物です。(心理ワードでツァイガルニク効果と言います)

わざと途中で終わらせて(完結しない)続きをクリックした後に伝えたり
指示語(アレ、コレ)を使って続きを気にさせることが効果的です。

ex:わずか2週間で偏差値が・・・。世界一の美女と付き合えるようになったのはコレのおかげです。...etc

3.ストーリー形式にする

人はストーリーにとても弱いです。

ストーリー調にしてみて詳細をクリックした後に伝えることが効果的です。
体験談も一種のストーリーです。

ex:私は〇〇で~を手に入れました。わずか2週間で〇〇 を失いました...etc

4.How ToとReason

人は方法(how to)や理由(reason)がとても気になります。

方法や理由をクリックした後に伝えることが効果的です。

ex:〇〇するための3つの方法、△△になる理由...etc

5.損を強調する

人は得するより損を回避する傾向があります(プロスペクト理論)。

恐怖や不安を煽りすぎはよくないですが、適度に損するかもと表現し
クリックした後に損しない方法を伝えてあげる。

ex:損をしないための〇〇。こんな間違いをしていませんか?...etc)

6.禁止する

人は禁止されると、かえって余計にその行為をやってみたくなる生き物です(カリギュラ効果)。

禁止表現(〜してはいけない)を使い相手の興味をそそりましょう。

ex:もう本は読まないでください、ダイエットするなら〇〇はするな...etc

7.読み手に「なんで?」を作る

心理用語で”認知的不協和”と呼ばれるもので簡単に言うと「矛盾したこと」を
いいます。

人間は認知しているもの(常識)に不協和音(まったく逆のこと)を起こされると
興味をもつ生き物です。

ex:長生きしたいのなら病院に行くな、毎日ゲームしているだけで年収1000万円...etc

広告文のパターン

ここでは簡単に使えるパターンを紹介します。
言葉を変えたらどの分野でも使えるものです。

広告パターン(1)お悩み解決型

タイトル・・・まだ○○○○で悩んでいるなんて
説 明 文・・・○○○○にサヨナラ!お申込み後3分で変わり始める新しい自分

広告パターン(2)善果先出型

タイトル・・・○○○を克服したら運が急上昇!
説 明 文・・・長年悩まされた○○○から解放された途端、世界が変わり始めました

広告パターン(3)悪果先出型

タイトル・・・○○○○○に合格しなかった理由
説 明 文・・・去年の○○○○○に失敗した理由。それはこの方法を知らなかったから

広告パターン(4)現状否定型

タイトル・・・まだ○○○○なんて続るつもり?
説 明 文・・・いまだに○○○○の効果効能を信じ続けている、可愛そうな貴方へ

広告パターン(5)緊急・希少価値演出型

タイトル・・・今なら間に合う?○○○○解決法
説 明 文・・・先着●●●名、残り枠僅少。○○○○の問題を今すぐ解決したい方限定

広告パターン(6)常識否定型

タイトル・・・○○○○にまつわる貴方の勘違い
説 明 文・・・○○○○を常識だという貴方の非常識を、今すぐ正して差し上げます。

広告パターン(7)ダメ人間脱出型

タイトル・・・また○○に失敗してしまいました
説 明 文・・・5回チャレンジしてもダメだった私が6回目の○○試験取った点数です。

広告パターン(8)ダメダメ型

タイトル・・・また○○に失敗してしまいました
説 明 文・・・○○試験に5回も失敗した私が初めて明かす○○試験必敗の法則

広告パターン(9)おこぼれ頂戴型(有名人も実践中)

タイトル・・・あの○○○○も実践中の○○○○
説 明 文・・・○○○○が実績公開中の○○○○を素人の私が試してみた結果はこちら

広告パターン(10)最後の砦型

タイトル・・・私が最後に試した○○○○の方法
説 明 文・・・失意の末あきらめかけていた私が、ひとたび○○○○に取り組んでみたら

広告パターン(11)(レビューサイト)

タイトル・・・話題の○○○○法、丸裸
説 明 文・・・あなたが今気にしている○○○○教材の本当の姿、みてしまいました。

広告パターン(12)(診断サイト)

タイトル・・・その○○○○○○法で大丈夫?
説 明 文・・・いま選ぼうとしている○○○○○○法、あなたにも合うか診断します

広告をだした後

「広告を出したら終わり」ではありません。

あなたの目的は広告を相手が見てその先を知りたいと思い
クリックさせることが目的ですよね?

そのため広告を出したら
”相手がクリックしているのかどうか?”
をチェックしないといけません。

ABテスト

ABテストは広告を2つ以上作りどちらの広告が反応があるかを確認
そして反応の悪い方を削除し新たに広告を作り(ここではCと名付けます)
反応を見て悪い方を削除する。これを繰り返して反応のいい広告を作っていく
ことです。

ABテストでは”一度に多くの場所をいじらず小さくテストする”が大切です。

メンテナンス

ABテストでかぶる部分ではありますが
しっかりと相手にクリックさせる広告になっているのかをチェックし
改善することを言います。

  • タイトルに相手に突き刺さる言葉(キーワード)を入れているかどうか
  • 相手が自分の事だと感じさせる表現になっているかどうか
  • ターゲットを絞って特定の一人に向かって書かれているのか
  • ベネフィット(感情を揺さぶる明るい未来)を伝えてあげているか
  • 人間の根本的な欲求をたくさん含んでいるかどうか

が大事になります。

番外編

写真を広告に入れる場合
次の写真を入れると人は興味をもちます。

赤ちゃん
綺麗な女の人
生き物(ペット)
風景

上から順にBaby,Beauty,Beast(ビースト)です。

  • 赤ちゃん
  • 綺麗な女性
  • 生き物(ペット)

これは3Bの法則(美人:Beauty、赤ちゃん:Baby、動物:Beast)といって
人の目に止まりやすくクリックされやすいものです。

画像広告を取り入れるのであれば
覚えておいて損はないでしょう。

最後に

広告の目的は人に行動させることです。

人を動かすことができないと無駄な広告費がかかり
あなたは赤字になります。

せっかくいい商品やサービスがあるのに
誰にも相手されないとつらいですよね?

この記事を読んであなたも”効果的な広告”を作り
お客様を魅了しませんか?

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事