あなたは「影響力の武器」を聞いたことがありますか?
「インターネットビジネスをする上でオススメ書は何?」と
聞かれた場合、95%の人が勧める本です。
著者は社会心理学者のロバート・チャルディーニ。
「影響力の武器 なぜ、人は動かされる」は10以上の言語に翻訳され
日本語での初版も約20年前に出版されました。
そこからどんどんと改訂されていき、今第三版になってます。
定価約3000円。
著者が街頭や個別の訪問販売、怪しげな宗教の寄付などで
つらい思いを経験したことから「人がどのような心理メカニズムで動かされるのか」
を解明したものになります。
本自体は訳語で書いていて、読んで理解しようと思っても
なかなか理解しにくいのではないでしょうか?
また、料金も決して安いとは言えないですよね?
でも、95%の方が勧めるし、知っている知っていないでは
大きく成果が変わってきます。
今回この影響力の武器を簡単にまとめました。
この記事を読んで影響力の武器の要点を学び、他の方と差をつけませんか?
Contents
影響力の武器
簡単にまとめると「人がイエスというときの心理を知って
セールスをするときの武器にしよう」という本です。
以下が影響力の武器であげられるものになります。
返報性
簡単に言うと「ギブ&テイク」です。
”他者から施しを受けたら、そのお返しをしなければいけない心理”
バレンタインで女性からチョコをもらったときにホワイトデーで男性が
お返しに何かをプレゼントするのも返報性の法則によるものです。
セールスで使うときは
- 無料プレゼントをあげる
- ドア・イン・ザ・フェイス(最初から拒否される要求を提案し断らせたあと、
小さい要求を提案するテクニック、人間の「断ると罪悪感を感じ次の要求が断りづらい」
特質を利用してます。)
コミットメントと一貫性
人はなんらかの意思決定を下すと、その立場を頑なに維持しようとする心理があります。
これをコミットメントと一貫性といいます。
人は、自分が行っていることを「これは自分が考えて決めた行為である」と
正当化したい生き物なのです。
セールスで使うときは
- YESセットと呼ばれるものでYESを積み重ねて、Noと言えないようにする
- フット・イン・ザ・ドア(小さな要求から勧めていき、大きな要求を断らせないように
する)
これがコミットメントと一貫性になります。
社会的証明
人は他人と同じことを考えて行動する性質があります。
類似性の法則とも呼ばれます。
「皆が使っているならそれはいいものだ」
「皆がいいならそれが正しい」
セールスで使うときは
- 10週連続売上No.1
- 全米売上No.1
権威
人は専門家の意見が正しいと疑いなく思い込みます。
病気になった子供に対して
子供の父親が「寝ておけば治る」と言うのと
病院の先生が「寝ておけば治りますよ」と言うの
どちらを信じますか?
同じ内容でも後者の先生からの意見を信じますよね?
権威ある人は優れた知識と力を持っているので
納得して信じてしまうのです。
セールスで使う場合
- インターネットビジネスの巨匠の〇〇さんからお声いただきました。
- 厚生労働省も認定!
好意
簡単に言うと好きな人の頼みは断れない
また、
- 外見に魅力ある人(美男美女)は好意を得やすい
- 自分と似た人に好意を感じる
- ほめられると気分がよくなり、相手の頼みを
ひきうけやすくなるセールスで使うときは
- あなたの友人Aさんも利用しているので、あなたも利用したら割引されますよ
- ご友人のAさんから紹介されました、Aさんがこの商品を使っていてこうなれましたよ
希少性
人は「レア」に弱いです。
手に入らない物ほど欲しくなるのです。
よくあるのが期間限定、数限定です。
セールスで使うときは
- 残りあと〇〇個で90%割引で手に入れることができなくなります
- 今だけ〇〇特典が先着50名様についてきます。
影響力の武器を知ることで
現在、世の中はますます忙しくなり、たくさんの情報があふれかえっています。
そのため、人々はその情報がいいものか、悪いものかを
即時に判断しないといけないようになっています。
本来、私達はじっくり考えたり調べたり、検討してイエスかノーを
決めたいのです。
しかし時間ないため、情報の良し悪しを即時に決めないといけない。
この即時で判断する人間の心理が影響力の武器にかかれているものになります。
逆にあなたが商品を購入するときもこの6つのテクニックに引っかかってないか
を考えないといけません。
セールスがあったときに以下の6つのテクニックにひっかからず
本当に自分にとって必要なものなのかを考えて買うようにしましょう。