「アフィリサイトつくったけどなかなかアクセスされない」
「商品名+〇〇しかキーワード思いつかない」
「PPC広告をだすけど、入札単価が高すぎて出稿できない」
あなたはそんな悩みを抱えてませんか?
これら3つの悩みに共通することがあります。
それは「キーワード」です。
あなたを含め私達はインターネットで何かを調べるときに
必ず検索窓に言葉=キーワードを入力して情報を集めます。
そのため相手が使う言葉をキーワードとして登録しておかないと
あなたのサイトには一生訪れません。
また、相手が使う言葉でも他のライバルも同じキーワードとして登録していた場合は
ライバルと戦わないといけません。
ライバルが多いと勝てません。
もちろん、広告文やサイトタイトルなどライバルと違うところで差別化できれば
できるかもしれませんが大変ではないでしょうか?
どうしたらいいのか?
それはライバルが少ないところで戦えばいいのです。
そのために必要なのが視点をずらすテクニック=ずらしキーワード
になります。
でも
「ずらしキーワードってむずかしいそう...」
と思っていませんか?
たしかに一朝一夕でできるものではありません。
この記事を読んで”ずらしキーワード”を勉強していきましょう。
Contents
ずらしキーワードを考える上で必要な〇〇〇〇
ずらしキーワードを考える上で必要なことがあります。
それは「誰に」向けてその商品をオススメするのか?
その「誰に」というのがペルソナになります。
今回説明するずらしキーワードに限らず
マーケティングを行う上でペルソナを意識しているしていない
かで結果は大きく変わっていきます。
例をあげます。
マスクを相手におすすめしたいと仮定します。
以下の状況が考えられます。
- 風邪をひいて相手に迷惑をかけたくない
- 化粧を全然してなくて顔を隠したい
- 冬寒い時に口元を冷やさないようにしたい
- 会社の空気が悪いので予防対策に
つまり
”同じ一つの商品でもその人の状況によって使い方が変わる”
のです。
だとしたら
”状況によってそれに応じた訴求方法がある”
といえます。
今回だと
「風邪を引いている方はこのマスク!これで風邪に注意しましょう」
「スッピンはみられたくないですよね?それならこのマスクをつけることでごまかせます」
「会社の空気が悪いとノドがやられます。このマスクであなたのノドを守りましょう!」
と訴求することができます。
ペルソナで大事なことは「この商品・サービスはどんな人にとって役に立つのか?」
を相手目線で考えることです。
「とはいってもペルソナって考えるの難しくない?」
とあなたは思ってませんか?
確かに
・何歳
・性別
・既婚 or 未婚
・子供ありor なし
・職業
・休みの日にすること
・趣味
・好きな食べ物
など、本当に細かく人をイメージしてその人に応じた訴求方法を考えることが
本来のペルソナです。
しかしそこまで深く考えるとなかなか先に進めないと思います。
なので
「人をイメージしてその人に応じた訴求方法を考えてあげる」
ぐらいの理解で十分です。
ずらしとどう関係があるのか?
ネタバレすると
「ライバルがごそっと減る」のが理由です。
マスクの場合
「マスク 通販」
がほとんどの方キーワードとしてあがります。
これだとライバルが多いので
勝てません。
しかし
「スッピン 対策」
などではどうでしょうか?
実際に検索されているかを調べていないので
コレがヒットするかはわかりませんが
さっきの「マスク 通販」より
ライバル数は減るのではないでしょうか?
ライバルがいなければ勝てる確率はドンと上がります。
場合によってはいない場合完全なブルーオーションです。
大事なことは
「商品そのものではなく」
「その人の商品の利用方法」に注目することです。
ずらしキーワードの3つの見つけ方
基本的な考え方はこのようになってます。
① まずはその商品にぴったりな人(役立ちそうな人)を探す
↓
② 次にその人がおかれている状況・悩みを想像する
↓
③ そして、その人がどんなキーワードで検索するかを考える。
さらにわかりやすいように細かく3つのパターンをあげていきます。
1.悩み訴求パターン
人は常に「専門家に聞くほどではない、人に相談するほどではない(相談しにくい)悩み」を抱えています。
その悩みを自己解決しようとした時に「検索する」という行動をとります。
例えば「女の子にモテない」や「ハゲをなおす方法」など
人に相談したいですか?
したくないですよね。。。
人に聞くほどではない・聞けない悩みって誰しも抱えています。
そこで私達の出番です。
”検索結果に自分のサイトを表示して、悩みに対する解決策を提示してあげることで
検索者にその商品に興味を持ってもらえる”
これが悩み訴求になります。
手順としては
手順①:商品ページを詳細まで読みとき、商品の特徴をしっかり把握する
↓
手順②:その商品(もしくはその商品が持っている成分)がなければ、
何が困るかを考える。
↓
手順③:その悩みに付随するキーワードを考える
手順①商品の特徴をしっかり理解する
「商品ページ」をしっかりと読む。
できれば5回読み、以下のことを理解しましょう!
- その商品でできること
- その商品で解決できる悩み
- ご利用者さんの声・体験談
- その商品を使うことで得られる未来
- その商品の独自性(他の類似商品と何が違うのか)
商品の特徴を理解しましょう。
手順②その特徴がないことによる悩みは?
その商品(の特徴)がなかったら何が困るかというのを考えます。
なぜなら
「基本的に商品というものは『悩みを解決するために作られるもの』だから」
です。
例えば
疲れがとれて朝が気持ちよく起きれるマクラがあれば
マクラがないと朝起きてもだるい気分になる
その商品がないことで苦労することって絶対にあるので
「商品がないことで発生する悩み」を見つけましょう。
手順③悩みに付随するキーワードの発掘
その悩みに付随するキーワードを考えます。
大きく2パターンあります。
1.悩みの「原因」「対策」関連のキーワード
人は悩みが発生すると、その悩みの原因と解決策を見つけ出そうとします。
この原因・対策に関するキーワード=ずらしキーワードになります。
2.悩みが原因で発生する新たな悩みに関するキーワード
人間は悩みがありそれによって別の悩みが発生してしまう生き物です。
ある悩みが原因で発生する悩み=ずらしキーワードにもなります。
2.準備ずらし
「何かイベントがあるとき、その前に必ず準備が必要」
な考えを着目した手法です。
そのイベントがまだ開始されていない段階で
基本的には「準備ずらし」という言葉通り、イベントの準備で使うもので
イベントに関連する商品を販売すると高確率で売れます。
ex:
①引っ越し
→荷物の梱包が必要→梱包方法や梱包で必要なダンボールの入手方法
②結婚式場の予約
→両親に報告、両家の挨拶→挨拶で好印象を残す方法など
「紹介したい商品を実行する前に何か必要なことはないか?」
を確認する
そのキーワードで検索してきているユーザーは次に必ず、そのイベントを行うわけですから
それに関する興味も高いのでずらしキーワードとして高成約をだせます。
3.ペルソナずらし
ペルソナずらしとは「その商品を手に取ると喜ぶ人」を
想像しながらキーワードを考えることです。
先に上げた2つのずらしと違い、
注目するのは「人」なので、いろんなパターンがあります。
そのため考える人によってキーワードが異なってきます。
まず、「その商品を手に取ることで喜ぶ人」をイメージする
↓
その人がどんなことで悩みを感じていてその結果、どういうキーワードで検索するか
というのを考えてあげる
↓
その人が喜ぶ商品の使い方を教えてあげる
ex:
スマイルゼミ
→お母さん(子供に勉強頑張ってほしいけど、塾は高い。。。)
これが「ペルソナずらし」になります。
この方法は、答えが1つでなく、いろんな考え方があるため
最初のうちはなかなかできないと思います。
しかし
うまくハマった場合はお宝キーワードになるので
コツコツとやっていきましょう。
ずらしキーワードを利用する注意点
ここではずらしキーワードを使う上での注意する点を
あげていきます。
1.ずらした先はライバルが少ないのか?
ずらしキーワードを使う目的は何でしょうか?
そうです、「ライバルと少ないところで戦う」ためです。
「ずらしキーワード見つけた!」と
思ってもそのキーワードがライバルが多いと
ずらした意味がありません。
そのために
”ずらしキーワードを検索してライバルが少ないかどうかを確認する”
ことを忘れずにしましょう。
2.ずらしたキーワードと成約の距離が遠い
1の逆になりますが
ずらしキーワードが全くライバルがいないがそのキーワードから
商品の成約にならない場合です。
なぜ起きてしまうのか?
ずらしキーワードで検索している人が
悩みや疑問を感じておらずどうにかして解消したい気持ちが
薄いからです。
そうならないように
”ずらしキーワードを考えたときに相手がどんな気持ちで検索するのか”を
意識しましょう。
キーワードには必ず「気持ち」が裏側に隠されています。
3.検索されるのか?
当たり前かもしれませんが
”そのキーワードが検索されているのか”
なぜならYahooであれGoogleであれ
”検索されないと広告が表示されない”
からです。
そのため
Goodkeywoodや関連キーワード取得ツールなど
実際に検索されているのかを確認しましょう。
最後に大事なこと
どうしてもインターネットビジネスの場合
「パソコン1台だけで稼げる」と思いがちです。
しかし
私達が紹介する相手は誰でしょうか?
パソコンでもなくロボットでもなく人ですよね?
パソコンを通して”人”に対して商品をオススメする。
つまり
【常に画面の向こうにいる人を意識し何に興味をもって何に悩んでいるのか】
を常に意識する必要があるのです。
ネットで検索するという行為は必ず何らかの疑問があるから起こす行動です。
消費者がどういう行動をとるのか?を考え”消費者の行動を先読みする”
そして
”サイトで疑問の解決方法や答えを提示する”=”ユーザーが求めている情報の提供!”
これが私達がするべきことなのです。
ずらしキーワードはあくまでもテクニックの一つです。
相手のことを考えて見つけたずらしキーワードで是非
ライバルに一歩、二歩進んだ広告運用をしませんか?