「明日から早起きしようと思ったけど、3日でやめた」
「商品・サービスに見向きをされない」
そんなお悩みを抱えてませんか?
答えは明確です。
「人間の元々持っている脳タイプのことを考えず
力技でやっているから」です。
これは3つの脳と呼ばれる
ポール・D・マクリーンという博士が提唱したものです。
「人間には3つの脳を持っており、この3つの脳によって
物事を判断している。3つの脳は切り離して機能することが
できない」
3つの脳は
・欲望の爬虫類脳
・感情の動物脳
・理性の人間脳
になります。
それぞれの観点からみていきましょう。
爬虫類脳
一番古い脳とされており、反射脳と呼ばれます。
主な役割は”性欲、食欲、睡眠欲など、本能的欲求を司る”
ひとことでいうと生きるための脳です。
特徴として防衛本能があります。
簡単に言うと「安全でいたい・楽をしたい・新しいことはしたくない」です。
爬虫類脳に訴えるためには
「安全・支配」のキーワードを使う。
つまり安全・楽・支配の欲を刺激することです。
ex:
「これであなたも楽して痩せませんか?」
哺乳類脳
次に古い脳とされてます。
「情動脳」ともよばれます。
感じるための脳です。
主な役割が「好き・嫌い・怒り・恐怖・嫌悪」などの
感情を司る。また、群れで行動することを好みます。
例えば
・仲間意識
・ 愛情を感じたい
・孤独を嫌う
・嫌われたくない
などです。
哺乳類脳に訴えるためには
「好き嫌い・仲間意識」のキーワードを使う
つまり孤独感・特別感・好き嫌いの欲を刺激することです。
ex:
「これをやらないとみんなから置いてきぼりになります」
人間脳
一番新しい脳とされており
「理性脳」と呼ばれております。
ひとことでいうと「考えるための脳」です。
主な役割が「成長したい・目標達成したい」などの
未来を想像することです。
人間脳に訴えるためには
「成長・成功」のキーワードを使う
つまり成功・成長したい欲を刺激することです。
ex:
「一度このスキルを身につければ生涯困る必要はないでしょう」
3つの脳を知れば身近な悩みも解決できる!
3つの脳についてイメージはつかめましたか?
「理論っぽくてよくわからない」と
思うかもしれません。
この3つの脳タイプを知るとどういう点でいいのか?
- 相手の欲求に合わせてセールスができる
- 自分の行動ができない理由と対処方法がわかる。
「自分の行動ができない理由と対処方法がわかる」については
例えば
タバコが健康に害があるのになかなかやめれない
ダイエットするためにジョギングを始めたが、なかなか続けられない
ことがあります。
これはまさしく
爬虫類脳>人間脳
になっているからです。
私達の脳の力関係は
爬虫類脳:人間脳=9:1です。
これは潜在意識と顕在意識の割合と
同じです。
無理にやめようと働けても
9割の爬虫類脳(潜在意識)には
勝てません。
どうすれば勝てるのか?
勝つのではなく爬虫類脳の特徴を利用することです。
それは言葉を繰り返すことで無意識に浸透させていくことです。
まず感情を司る哺乳類脳をコントロールする
具体的には「好きだ、楽しい」という感情の言葉を繰り返し
自分の中に落とし込んでいけば自然と哺乳類脳に染み付き
嫌でも行動を起こすことができるようになります。
私達人間には誰しも脳と心を持っています。
どうせなら脳と心の観点から攻めていきませんか?